「俺は…三番隊隊長…斎藤一…」


斎藤さんって言うんだ。


「柚木るいです。よろしくお願いします」


「よし。行くぞ柚木」


「あっ、はい」


私は、土方さんの後を着いていった。


土方さんの部屋に着くと、土方さんと向かい合う形で座らされた。


「それで土方さん…。お話って何でしょう?」


「ああ。話と言うのは、お前に小姓として働いてもらうって事だ」


小姓?小姓って、雑用とかするんだよね。なんか…私に合わない。掃除とか苦手なんだもん。得意って言ったら剣道くらいだし…。ん?剣道…?


「あ、あの!!土方さん!!」


急に大声を出されて、驚く土方さん。


だけど、良いこと思いついちゃったんだもん!!