ずっと抱きしめられている私はというと、この状態が恥ずかしくなっていた。


沖田さん、いつまで抱きしめてるつもり!?早く離してよぉ!!


「あ、あの!!離して下さい!!」


沖田さんの胸を押しながら言うと、沖田さんはすいませんと言って解放してくれた。


「もう!!いきなりびっくりするじゃないですか!!」


私は、恥ずかしい気持ちを抑えるために部屋を飛び出した。