「探してたってどういう…んんっ!?」


言葉を遮るように高杉さんは私にキスをしてきた。


「んっ…や、やめ…」


だけど高杉さんはキスを止めてくれない。


キスは段々深くなっていって、次第に高杉さんの舌が入ってきた。


「んぅ!!?」


やだ…。何これ…。怖いよ…。


「や…あ…」


こんなキス知らない。


烝…


平助…


怖いよ…


助けて…


すると高杉さんは唇を離し、今度は首筋に唇を寄せると思い切り吸い付いた。


「やあぁぁぁぁぁ!!!」


チクッとした痛みと感じた事のない感覚に、私は悲鳴をあげた。