というわけで、島原にやって来ました!!


うん。美人さんばっかり。私、完璧浮いてるよ…。


「なんや、るい。さっきから落ち着かんなぁ」


「だって、皆美人なんだもん」


「そっかぁ?俺は、るいが一番だと思うけど…///」

真っ赤になりながら言う平助。


「ありがとう。お世辞でも嬉しいよ」


「えっ、お世辞じゃ…「あっ、烝。ちょっと厠寄ってもいい?」


「いいで。一人で大丈夫か?」


「大丈夫。さっき見かけたから。じゃあ行ってくるね!!」


私は急いで厠へ向かった。


「ふぅ。スッキリ」


そして厠から出ると、中庭から声が聞こえた。


気になった私は、声のほうへ行くと近くにあった木に隠れた。


「あそこにいるのって山南さん?」


どうして島原に…。