武田雄也は悲しい目であたしを見る。 そしてゆっくり上体を起こすとベッドを降りた。 「同じ気持ちだと思ってたけど、今は海花がすげー遠い」 そう言い残して去った武田雄也。ゆっくり閉められたドアに寂しさを覚える。 本当、遠いよ…… ううん、きっと違う。 最初から遠かったんだよ。 近かったことなんか一度も無かったんだ。 ・ ・ ★ ・ ・ : ・ ・ ★ ・ ・ : ・ ・ ★ ・ ・