壁を殴る。殴る。殴る。 …悔しい。 こんな最悪な形でアイツが好きなんだと気づかされるなんて。 アイツのあの、ユウナちゃんを見つめる瞳が憎たらしくも感じたけどやっぱり。 「……欲しい」 あの瞳も、アイツ自身も、アイツの気持ちも全部全部。 苦しっ… こんなに苦しいの、初めて。