「なにあれ。カレカノ?」 「…っ……」 那奈がユウナちゃんとアイツを見ながら呟いた。それに胸が詰まる。 何も言わず保健室を出た。 ――『ユウナ!?』 なによ…… ――『大丈夫か!?』 なによ、なによ。 ――『関係ねぇよ』 武田雄也のバカ野郎! なによ、彼女居るんじゃないっ! 彼女居るくせに、あたしを抱いたり番号渡したりキスしたり あたしの心を奪ったりしないでよ……