『連絡してね マイハニー』 そう書かれた紙切れをあたしはグシャグシャに握り潰す。 誰が連絡するもんですか! 「…なにがマイハニーよ」 でも、綺麗な字だったな…。 *** 「胡散臭い…」 彼との経緯を親友の那奈に話したら一言で片付けられた。 限りなく黒に近い青髪のボブ。 いつもクールにポーカーフェイスの彼女。 「ただのチャラい大学生にしか見えないんだけど。何でキャーキャー言われてんのか」 腕を組ながら冷静に奴を猛烈に批判する那奈。 まったく同感。