それから時間が経つのも

早く、

何故か目の前に

着物がある。


「何。」


「明日お祭り行こうぜ?」


永倉はお願いっと

手を合わせた。

その着物は女物…。


「俺、男なんだけど。」


「じゃ…奢ってやるから…。ヤローばっかじゃ楽しくないだろ?」


食べ放題……?


「のった。」