【179pまで公開】朝目覚めたら新選組に居ました!?



俺の一言に、

黄助は顔を歪める。


「ああ、気づいているさ。」


「なら話は早い。……あいつを返してもらう。そこをどけ。」


痛々しい音が廊下に響く。


「……。」


黄助の後ろの部屋にあいつがいる。

その部屋を隠すように立って動かない黄助の様子を見れば、一目瞭然だった。

早く、助けてやらないと。


「それは……できない。」

「なぜ。」


「彼女はもう父上の、言いなりになってしまったからだからだ。」