「なんでなんだ…。昔はそんな人間じゃなかったのに…。」
「昔は昔、それにお前にはもう関係ない話だ。」
父は俯いていた顔を上げた。
とても
冷たい目だった。
「っ!親友だったじゃないか!」
「親友?そう思ってたのか?……ホントに?」
ギュッと唇を噛む近藤勇。
僕はそっと席を外した。
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もう外は暗くなり始めていた。
「無理にすみませんでした。」
「……。父とどういう関係?」
なんとなく気になって話しかけてみる。
「昔、あいつと親友だったんです。まぁ見ての通り私は嫌われているんですが…。」
近藤さんは思い出すように目を細めた。
「それでは私はそろそろ…。」
「……。」
そうして帰って行った。



