【179pまで公開】朝目覚めたら新選組に居ました!?



「それじゃ、元気でな。」


おじさんはそれだけ言うと

帰って行く。

「……て。」

「…待ってお義父さん!」

「ん?なんや?」

「何で最後って言ってしまうんですか?私は言葉だけではまだ理解出来ません。でも、あなたは私を助けてくれた“恩人”なんです。」


「……そう簡単に諦めないでください!!」


「総司…。」

病気と言われ、治る保証もない。

でも

少しでも可能性があるのなら、

諦めてほしくない。


私を救ってくれた人が弱気なんて、らしくないじゃないですか。


おじさん…いや、お義父さんは

踵を返す。

背中はさっきと違い、

昔見た背筋の伸びた綺麗な背中だった。


沖田Side 終