ついこの前は 新選組に居たのに、 遠い昔の出来事のように思えた。 「黄助様がいらっしゃいました、お通ししますか?」 父から聞けば、 黄助は俺の 婚約者になったらしい。 よく言うよ。捨てたくせに。 「……お通ししろ。」 部下が俺の代わりに 返事をしてすぐに ドアが開いた。