それから教室に行き今度は皿洗いじゃなく料理作りを担当した。 そしてどんどん文化祭が終了間際まで近づいていった。 「おーい!もう客は居ないから片付け始めるぞー!」 委員長からそう言われ、厨房にいた奴等は次々、言葉を発した。 「はぁー!やっとかよ?!糞疲れた。」 「もー玉ねぎなんか見たくねぇ…。」 「あんなに早く包丁動かしたの初めてだ…。」 そうしてだんだん綺麗になっていった厨房。 「陸斗!」 純也の声がし後ろを向くと純也と直人が立っていた。