【完】甘々100%

どうやら海も同じことを思っているようで、めんどくさそうに富川を無視している。



「まあ西条(さいじょう)は何度か授業出てるけど……どうしたんだ白石!先生嬉しいがビックリだ!」



「なにかあったのか!」と何度も聞いてくる富川が、鬱陶しくて仕方ない。


何度も何度も聞かれるので、折れた俺はゆっくりと口を開いた。