「おい、早く行こうぜ」


「……俺、今日からちゃんと授業受けんだよ」



俺の言葉に、海は目をぎょっと見開かせた。


ありえないものを見たような海の表情に、少しムカつく。


なんだよその目は、俺が授業受けんのがそんなに珍しいか。



「お、おま、おま……おおお前……ど、どどどどどうした……」