「……ったく、行こうぜ早く」



後数分で五限目の授業が始まる時間。


いつもならここで海と学校をでて行くところだが……今日からはそうもいかず、


立ち上がらない俺を不思議に思ったのか「何やってんだ?
」とでも言いたそうな海の顔。