キラキラと期待に満ち溢れた白石の目を見ると、断れるものも断れなくなってしまった。



お弁当を食べている手を止め、白石に視線を向ける。



「そ、そのかわり……ちゃんと授業受けてね……わかった?」


「〜っやぁった!!毎日ちゃんと授業受ける!!」



再び手を上げ、体全体で嬉しさを表現する白石。


呆れるのも通り越し、自然とふふっと笑みがこぼれた。