【完】甘々100%

さっきとは違いすでに犬っこ白石に戻っていて、幸せそうな笑顔で笑うから、私もペコっと頭を下げる。


まだ半分くらいしか食べてない私を見ながら、急に白石が「うーん」と唸った。



「授業受けるなら……俺も昼弁当買って来ようかなぁ……」


「買う?お母さんは?」


「……んー……仕事忙しいみたいで、いつも家にいないんだ」



……困ったように笑う白石に、マズイことを聞いてしまったと、後悔。