「伊吹ちゃんは、充分……小野の事、守ったと思うよ」 「はっ……何?変な同情?……助けたのは白石だろ?白石がいなかったら……俺は何もできなかった……」 自分を責めるような伊吹ちゃんの台詞に、歯をギュッとくいしばる。 何言ってんの……何で……そこまで自分のこと責めるの。 「伊吹ちゃんから電話がきてなかったら……雪夜だって何もできなかった」