今更暴走族ってどうなの?と頭の片隅で思いながらも、どうにかここから出られないかと策を練る。 「お兄ちゃん、そろそろいいかな?」 奴がそう言ってある方向を向いたので、私も目を向けると、一人の男が「好きにしろ」と小声で言う。 その男はなにやらものすごく顔が腫れていて、あからさまに大怪我を負っていた。 ……あれがNo.5?