こんなに一人で悩んで、夜も眠れない日があったのにさ……なにそれ。 忘れてほしいって思ったのは私。 他の子を好きになればいいなんて思ったのも私。 でも……なんでこんなに悲しいの。 やだ……ここにいたくない……。 「カナコ?……って、うぉ!」 じっと一点を見ていた私を不思議そうに見たあと、白石の姿に気付いた伊吹がそんな声を漏らす。