「ふふっ、ありがと」


「……ふん。そのかわり明日弁当作ってこいよ」


「はいはい。伊吹って私の料理好きだよね」



照れてるのか「うっせぇ」といいながら目を合わせようとしない伊吹の腕に手を回し、家までの道のりを歩いた。