でも……やっぱりわからない。 本能的にわかったのは、今カナちゃんに近づいても嫌われるだけだ、ということ。 昨日までの幸せだった時間は一転、目の前が真っ暗だ。 周りからの視線も気にせず、正門付近の石像を殴りつけた。 あー……ヒビはいった、また弁償か……。 ははっと笑顔も浮かべず笑ってみても、気分は悪くなるばかり。