ふと、カナちゃんがあの人形を抱きしめて眠っている姿が頭に浮かんだ。


……ダメだ。

は、はな……鼻血……。



「どうしたの?鼻抑えて……」


「だ、大丈夫!別に変な事考えてるとかじゃないから!」



上を向いて鼻をつまんでいる俺を見ながら、カナちゃんが不思議そうに首をかしげる。


もうなんか……可愛いすぎて死にそうです……。