幻覚か、カナちゃんの頭に耳がついているようにみえて、寂しそうにしゅんと耳がさがっている。 …………は、鼻血……。 「どうしたの?鼻なんておさえて……」 「あ、いや……なんか流れてきそうで」 こみ上げるやらしい感情を、必死におさえる俺。 「ほ、ほんとに行ってもいい……の?」