好きなんです

―−−次の日

「今日から新の隣だぁ!」

今日の朝の目覚めは、最高。

だって、好きな人の隣ですよ?

ヽ(*´∀`)ノ

テンション上がる!



in 学校

教室に入り新の隣に座っちゃう。

「あれ?和佳奈ここだったか?」

「え?うん。そうだけど?」

別に嘘をつく事でもないけどね。

うまく、ごまかした。

「よろしくな!」

新が笑う。

それだけで十分幸せです★

でも・・・。

正直に言えば・・・。

嫌!!

カナエセンパイト ツキアッテル?

ヒドイヨ。コンナニ スキナノニ。

世の中で言う『嫉妬』だ。

でも、和佳奈は、ダメだと気づいた。

嫉妬なんかする醜い女になりたくない!

「おい。数学のプリントやってきたか?」

新が話しかけてきた。

急に話しかけられたからびっくりしたよ。

「うん♫」

和佳奈は、るんるん気分。

「マジッ!?見せて!」

「いいよぉ」

なんか、いい感じ?

和佳奈は、『数学 比例 中一』と書いてあるプリントを新に手渡す。

「はい。どぉぞ」

その時、佳苗先輩が見ていたなんてことは、だれも知らない。

もちろん放課後に起きる出来事にも。