「お前……!頭おかしいだろっ…!」


そう言い叫ぶと、王女は笑いました。



「な、何が可笑しいんだよ!」


「ふふふ、だって当たり前のことを言うんですもの。
貴方と出会ってから、私はおかしいもの」



そして王女は、背後から刃物を取り出したのです。



「だからね?

貴方を私のものにしたいの」



そう言って、王女は近づいていきます。


「や、やめろ!」


「ふふふ…」