王女はずっと考えていました。



「そうだわ。あの川に行けば思いつくかも」


――――――――



「…やっぱりこの川、水がとても綺麗ね」


王女はいつも悩み事があると、この美しい川に足を運んでいました。


綺麗な川を見ていると、自分も綺麗になれそうな気がするから…。



「君も美しいよ」

「―――っ!?」


ふと聞こえた声。


振り向くと、とても美しい男性。