☆あなただけの一番星に☆


「これ…、

スケート靴?!」

そこには、ガラスで

出来たスケート靴の

置物、が並んでいた。


しばらく、ぼーっと

見ていると、


「それ、かわいいですよね?


スケート靴なんですけど

ガラスで出来てるから

シンデレラのはくガラスの

靴だと勘違いして

買って行くカップルさん、

多いんですよ。」



…店員さんに話しかけられた。


シンデレラのガラスの靴、か。


あながち間違いじゃないかも。


わたしもスケート靴はくと

魔法にでもかけられた

みたいに、

力が出せた。


楽しかったな、あの頃…


いつもは、あの頃のことを

思い出すことを

避けていた。


でも、この時は

少し思い出に浸っていたい

気分だった。


シンデレラの魔法に、

かけられちゃってたのかな。