☆あなただけの一番星に☆


「葉山さん、わたしに言いましたよね?

流されることより

もっと怖いのは、

流すことだって。

あれ、ほんとに

その通りだと思います。


わたしは流されてた側の

痛みをしってる。

憎しみも知ってる。

だからこそ、流す側のした

責任の大きさも

よくわかってた、はずなのに、

わたしは逃げるために

流す側につくことを

選んだ。


もう、ここまで来たら

引き返すことは

容易くないです。

でも、葉山さんは

違う。

まだ、勇気を出しさえすれば

全然、後悔することなんて

ない。

まだ、間に合うんですよ。」