☆あなただけの一番星に☆


「そこにはさ、

陽介が一番好きな

○屋のクッキーの缶が

入ってたんだよ。

不思議に思って

缶、開いたら

そこには、ぎっしりって

言葉がぴったり当て嵌まる

くらい沢山の便箋が詰まってた。


俺、宛名見なくてもさ

贈り主が誰か

わかっちゃったんだよ。


…陽介からだって。


俺の長年の疑問がさ、

絡まった糸がほどける

みたいに

するする、解けていったんだよ。」