「…それでな、もーここまで来たら、どーにでもなれ、って 多少、自虐的な気持ちになりながら 思い切って店員さんに声かけたんだよ。」 そこまで聞いて、えっ?と思った。 あの葉山さんが自ら人に、 ましてや初対面の赤の他人に 声をかけてる姿なんて イメージ出来なかったから… …でも、そこでハッとした。 葉山さんが、変わるって決意した気持ちは 確かなものだったんだって。 そー思ったら自分のことみたいに嬉しくて嬉しくて、 今度こそ明らかに口角を上げてにやける、わたし。