☆あなただけの一番星に☆


「……お前が出て来た店が気になって



ちょっと寄ってくことにしたんだけどよ、



そこ、いかにも女の子の好きそうな小物ばっかが




置いてある店でさ、



入ってから後悔した。

女の子にチラチラ見られんだからな、ただでさえスーツで目立つのに男だったら、そりゃまぁ気になるだろーけどよ。あれは、マジで恥ずかった。」

ハハッ、と軽く笑う葉山さんの声が電話越しに聞こえてくる。




そんな葉山さんに、意外と



かわいいとこあんだな、なんて思って、



また葉山さんのことを



知れたんだって思ったら、



嬉しくて、つい頬の筋肉がゆるんでしまう。




…はっ、こりゃいかん!



にやけてるなんて葉山さんに知られたら




わたし、しばらく会社いけないからね、恥ずかしくて。




電話越しだからって気をゆるめられないんだ。



恋する乙女は辛いのよ。トホホ…