「…俺はちょっとトイレ行ってくるから、 お前はすぐ店出れるように支度しとけ。」 「はい、わかりました。」 葉山さんは、なぜか かばんを持って行った。 わたしに見られるとでも 思ったのかな。 それとも見られちゃ困るものでも 入ってたのかな。 どっちにしろ、わたし全然 葉山さんのこと 知らないんだな。 そう思って、ガックリと肩を落とすわたし。