「そうですね。 あぁ〜、なんか一気に心が軽くなりました。 わたし今なら何でもできる気がします。」 「そりゃよかったな。」 葉山さんがお父さんみたいな表情で わたしに笑いかけた。 それだけで、心に明かりが灯ったみたいに あったかくなった。 しばらくして、ワインが来て、 二人の未来に乾杯をした。 その味は、わたしが今まで飲んだ中で 一番おいしかった。 それは、葉山さんと飲んだことも関係あるのかな、 なんて思った。