今までカツカツと軽快に 鳴り響いていた音が ドアの前でやむ。 ただの平面には変わりないのだが、 なぜか一歩目は特別に 感じてしまうものだ。 いざ、一歩目を踏み出すと ようやく自分の中に 社会人という実感が 芽生えてくる。 −−−−−−−−− −−−−−−− −−−−−