本物の“ありがとう”

私は毎日耐えた。


お母さんはお父さんが死んでから精神的にショックを受けていて、家事もまともに出来ないままだった。


そんな状態のお母さんに私がいじめられてるなんていったら、ホントに死んでしまうかもしれない。


しかしついに我慢できなくなった。



私はお母さんに言った。
今までのことを。


するとお母さんは
「辛い思いさせてごめんねっ。琴羽がのぞむなら引っ越ししてもいいのよ?」

えっ?
ホントに?

「それにここを離れればお父さんのこと忘れること出来るかもしれないし」

そ…っか…

お母さんもその方がいいのかも。


「お母さん、私…引っ越したい。」



それから数日後、お母さんの故郷に引っ越した。