月光の彼方

二人は何か言葉を交わしている。

でも、私は頭の中がいろんなことで一杯で、二人が何を話しているのか分からない。

やがて、男の人は左腕を先輩ね肩に回した。

「先輩!」

私は立ち上がり、一歩を踏み出した。

そこからのことは、まるで映画のスローモーションみたい。

パニクっていはずなのに、それを冷静に見ている私がいる。