死刑囚と犬

でも犬の眼はどこまでも
つぶらな瞳。


疑いを知らない澄んだ瞳だった。


男は笑うのをやめない。


「ひでえ。ほんとにひどい。
人のやることじゃない。


命をもてあそんでる。


くくく…」


男はピタッと笑うのをやめた。



「ペットショップと俺。


一体どこが違うんだ?」