死刑囚と犬

俺は家に押し入り


弘美のすべてを奪った。
血まみれの弘美は


笑っているように見えたよ。



両親も道連れにした。



俺の感情はその後
すべて消えてしまったんだ。



ただこの白い部屋の中で
独り言をつぶやくだけ。


長い年月が過ぎて行った…