そして、愛花が着いたところはいわゆる倉庫ってやつ?ってか、おっきい!
「おっきい…」
そう呟いていると総に
『愛花~早く行くよ!』と呼ばれた。
「はぁい!」
そう言って、総のところに行くと和也に手を引っ張られた。
「えっ!何?」
そう聞くと、和也は
『………。』
無視かよ!
そう思っていると翔がクスクス笑っていた。
『和也嫉妬は見苦しいぞ』
『うるせぇ。』
……意味わかんないし。
そして倉庫の中に入ると、人がいっぱい。
みんな挨拶してる。
『『『『『『こんにちは!』』』』』』
シーン……

挨拶してあげたらいいのに。
そう思っていると愛花にも挨拶してきた。
だから全員に挨拶できるように必死に頑張った。
そして着いたところはおっきな部屋。
『座ろうぜ!』
って光輝が言ってきたからとりあえず適当に座った
「で、話しって?」
そう聞くと、翔が
『愛花ちゃん。ここがどういうところかわかる?』
そう聞かれたから素直に答えた。
「倉庫ってやつ?」
『そーそー!愛花よく知ってんね!俺なんか最初わかんなかったよ!』
「光輝はバカだからね」
ボソッと言ったつもりだったけど、聞こえてたみたい!
『おい!こら!』
『いや、もういいから。』って翔に言われてた。
『でね、愛花ちゃん。俺たちは桜竜っていうチームなんだ。全国一だけど知らない?』
知ってるもなにも
「知らない人はいないんじゃない?」
そう言うと、翔は苦笑いしながら
『そうだね。』って言った。
「それで?それがどうしたの?」
『愛花ちゃんには、桜姫になってもらいたいんだ」
…………………
「桜姫ってなぁに?」
『えっ…』
『そこからかよ。』
みんな苦笑いしてる。
『愛花ちゃん。桜姫っていうのはね、桜竜のお姫様ってことだよ。俺たちが愛花ちゃんを守るんだ。』
へぇ~♪って
「えぇ!?愛花そんなことしてもらわなくていい!お断りします!」
そう言ったのに、
『お前に拒否権はない。』
和也に言われた。
「何でよぉ!絶対やだ!愛花にも色々あるの!」
『ごめんね。愛花ちゃん。愛花ちゃんのこと調べさせてもらったよ。あの皆月グループの1人娘なんだってね。しかも、家には1人。危ないよね。だから、俺たちが守ってあげる。』
翔に言われた。
うっ。バレてる。
『学校のみんなにも皆月グループの1人娘ってバレたらヤバいよね♪』
翔は鬼だ。