そう思ったとき、

『おい!なにしてんだよ!』

と、怒った和也の声が聞こえた。

「ふぇっ…和也~…」

『愛花!!大丈夫か?』

「うん。でも、佳奈ちゃんがぁ…」

『佳奈ちゃんならもう大丈夫だ!』

「よかったぁ…」

『おい!てめぇら…ただで済むと思うなよ!』

『『すみませーん』』

そう言って逃げて行った。

『あっおい!』

そう言って追いかけようとしたけど

「和也、行かないで。」

そう言うと

『守れなくてごめん。』

と言ってきた。

「大丈夫。戻ろう!」

と言ったら、お姫様抱っこしてきた。

「わっ!高い…」

『大丈夫。』