チッ
くそ！
苦しそうに愛花がしてる。
愛花をお姫様抱っこして俺は走った。

結局俺は愛花のこと何も知らねぇし、何もしてやれねぇ。
どうすればいいんだよ！

急いで倉庫に戻ってドアを蹴り開けた。
バンッ
みんなびっくりしたのか目を見開いてこっちを見ている。
『ど、どしたの？愛花？何で気失ってんの？』
光輝が言った。
でも、無視。
部屋にあるベッドに寝かした。
『愛花ちゃんどうしたの？』
翔が聞いてきた。
『わかんねぇ。急に倒れた。』
『大丈夫かな？』
総も空も心配そうだ。
『とりあえず様子見るぞ。』