倉庫に着くと、桜竜のみんながいた。
でも、そこを通りすぎて階段の近くに止められた。
階段を登って、昨日入った部屋に入ると和也、翔、光輝がいた。
『愛花ちゃん。可愛いね♪』と翔。
『愛花っぽい！お嬢様みたい！』とバカみたいな光輝
『…………。』何も言わない和也
まぁ、そうだと思ったけどね！
『愛花ちゃん。今日は色々あるから頑張ってね！』
「は、はぁい…」
ってか、それよりお腹空いた！
「翔～。お腹空いた…」
『えっ！愛花ちゃん朝ご飯食べてないの？』
「うん…寝坊しちゃって。」
『そっか。ちょっと待ってて。』
そう言って部屋から出ていった。
少しすると翔はメロンパンを持って来てくれた。
「ありがとう～。いただきます♪」
『どーぞ。』
メロンパンを食べ終わると和也が
『そろそろ行くぞ。』
と言って部屋を出ていったから急いで追いかけた。
そして着いたのは大きい部屋の二階のところ。
下を見ると桜竜の人がいっぱいいた。
和也が話し始めた。
『お前らに紹介したい奴がいる。今日から桜姫になる皆月愛花だ。』
挨拶しろ。と小さい声で言われた。
うーん…あっそうだ！いいこと考えた！
ミュールを脱いで裸足になり深呼吸をする。
そしてそのまま下に飛び降りた。
スタッ
ふぅ～♪これでも運動神経はいいんだから！
そう思いながら話し始めた。
「皆月愛花です。よろしく。まだ愛花のことを認めてない人もいると思う。だけど、みんなに認めてもらえるように愛花頑張るから！そして、守ってもらうだけじゃなくて、愛花もみんなを守るから！」

……………
うおぉぉぉぉ！
よろしくお願いしますっ
俺達が守ります！
とか、いろんな声が聞こえた。
ふわっと
風がふいた気がした。
隣を見ると和也がいた。
『これで挨拶は終わりだ！』
そう言って愛花をお姫様抱っこした。

えぇぇぇぇぇ!?
「お、おろして～！」
『いいから黙ってろ。」
そう言って二階に行きいつものおっきい部屋に戻った。