【完】君しかいらない

そりゃさ、ユーリと付き合ったときは、


髪が長いところがポイントだった。


美人だけど、外見を気に入ったわけでもなければ、内面でもない。


コクられて、ちょうど彼女もいなかったし、


なにか少しでも惹かれる部分があったから…付き合おうと思ったんだよな。


だけど、まさかこんなオンナだったとは…。







「そうじゃない…一応、選んでたつもりだけど」


「じゃあ…どうしてあたしじゃダメなの?あんな子より、断然あたしの方がいいに決まってる」


「ユーリがダメ…っていうか。俺がダメなんだよ…。

イキがってるよーに見せてるけど、脆い部分があって…って、こんなの人に言うの初めてなんだけど」


なんか俺ってショボいよなと思いつつも、


話しだすと止まらない。