【完】君しかいらない

「そんな言い方しないでよ。やっと付き合えたのに…」


ユーリは親父の前では役者だ。


パパ?


そーいうキャラじゃないだろ?


甘えるってよりかは、いつも俺をリードしてたくせに…。


「…ゴホッ。ウチの娘はピュアだからな…その…そういうことをしたってことは…責任を取ってもらわないとな」


「ハハッ、んなこと言われても~。合意の上ですよ?一体俺、何人目?お前もなんとか言えよ」


「ひどい…」


ユーリを見ると、俺を見て泣きそうな顔してる。


かなり慣れてたし、どう考えてもピュアじゃねーだろ。


ピュアってのは愛梨ちゃんみたいなのを指すって、このオッサンに言ってやりたい。