【完】君しかいらない

「う~~~溶ける~~~!!!」


「うるさいヤツだな!!なんでこんなだらしないオトコがいいんだ?お前も」


親父がユーリを見て怪訝な顔付きになってると、俺のとなりに座ってるユーリが、ピトッと腕をくっつけてきた。


「だらしなくないってば。こう見えても学校で一番カッコいいんだから」


「ほー…腕っぷしはイマイチだよな」


はい、あっさり投げられましたし?


注意力散漫な俺は、不意打ちに弱い。


「それはパパがすごすぎるから…」


「ハッハッハ、そりゃそーだ」






勝手にやってくれ…。


暑さで頭がクラクラしてくる。


昨日から寝てないけど、徹夜することはよくあるからまだなんとか耐えれてる。


だけどこの暑さだけは…。


「しかしな…ホント、オンナ癖が悪そうな顔してんな、コイツ」


ほっとけ、ジジイ。