【完】君しかいらない

「もう…ヘーキ?」


「え!?う…うん。ありがとう。安元くん、忙しかったんじゃないの?」


「まーな」


もうとっくに授業始まってるし、


今さら途中で入ってくのもな…。


「じゃあ…もう切るね。色々ありがとう…」


「ん…」


そこで電話が切れるかと思ったら。






「あっ!安元くん、女の子の友達ができたの!?」


奏太のヤツ、なんでコイツに話すんだよ…ったく。


「友達…っつーか、塾が一緒なだけで…まあ、帰る方向が同じだし、たまに一緒に帰ったり…だけどそんな仲いいとかそんなんじゃ」


俺、なにを焦ってる!?


自分でもわけわかんねー。