【完】君しかいらない

「…安元くんは、春奈に普通に接してたよね。それって…辛くないの?」


「ん?…どーだろな。普通に接してない方が、変な感情にとらわれそうでさ。

意識して、話さない視線を合わせない…って方が、よっぽどアイツらのこと気にしてんだろ。

ま、できれば関わりたくないけど、あっちが話しかけてくるから、仕方なく?」


「そうなんだぁ…あたしも…そんな風になれるかなぁ…」


「どーかな。俺、もともと冷めてっし。小中は…違うだろ?俺みたいにはいかないか…」








ひとつひとつのことに、いつでも一生懸命で、


いちいち感情的になって、


泣いたり、笑ったり、怒ったり…。


それが、普通なんだよな。


俺が少し、異質なだけ。